2018年10月19日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★★★真に開かれた公共施設とは?建築図鑑39「広島西消防署」

今回は広島市の広島西消防署に注目してみたいと思います。

設計は山本理顕氏。本建築も横須賀美術館同様、透明感がありシステマティックな建物になっています。

場所は広島市内で、目の前を路面電車が走っており、かなり便利なところです。

この外観上の特徴であるルーバーは直射日光や雨は防げますが、音や風はそのまま通します。

もう一つの特徴である赤い箱は倉庫や湯沸室になっているそうです。

この施設、24時間開放されており、受付で入場許可証さえもらえば自由に見学できます。写真のところで許可証をもらえます。

見れる範囲は外周部と中央のフロアをブチぬいた訓練施設。この部分も法律上は外部空間になり、全体としても内部と外部の比率は4:6ぐらいだそうです。

外周部は訓練のランニングにも使えるそうです。

単なる消防署ではなく、訓練施設の他に音楽隊のための施設・・・

救急救命士の養成学校も含まれています。

また床面に消防関連の資料が展示されていたりして、見学者他、市民の利用率はかなり高そうです。

何とこの施設、上の写真の塔部分も登れます。

塔部分を登ったところ。かなり揺れます。

 

こんなに一般開放されててまともに訓練できるのか?外部空間だらけで使い勝手はどうなのか?など色々疑問は沸きますが、それを補ってあまりあるユニークな教育施設だと思います。★★★

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