2018年10月19日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

ユニクロから生まれる現代絵画★絵画の現在

府中市美術館「絵画の現在」【2018年1月13日(土曜日)から2月25日(日曜日)】を見てきました。

かなり久しぶりに行きましたが、日曜日とはいえ子供連れの多さに驚きました。地味な展覧会にも関らず客の入りもなかなかで、展示室を2階のみにして1階を解放した建物の作りが成功しているのかな?と感じました。

絵画といってもかなり広い範囲を含んでいるのはお約束。今井俊介さんの作品はパソコン上でいろんな模様を歪めてプリントアウトし、それをキャンバスに描き写すという、本人も言ってるように「方法論的」なもの。

制作が作業になる一方、色と模様の組み合わせによる美的センスだけが純粋に問われる作品になっています。しかし鮮やかな蛍光色は熱帯魚のような生物的イメージも浮かびます。

これらの作品を作るきっかけがユニクロのフリース売り場というのも面白いです。

今回の出品作家のうち、もっともパワフルな近藤美樹さん。巨大な作品ですが、ものの一時間ほどで描いてしまうそうです。

ぼくをきみのお婿さんにして

速筆過ぎて時間が余るのか、ライブ活動なども行っているそうです。今後注目の作家さんです。

一番ぶっとんでいたのが福土朋子さん。写真では分かりませんが、作品はすべてホワイトボードにマーカーで描かれています。赤いところはマグネットを用いています。空港をテーマにしたインタレーション作品ですが、上の作品ははじめマグロのトロだと思っていました(笑)

FAX漫画など、過去作も実験的な試みが多いようです。

 

去年末の東京都美術館の「現代の写実」も結構ぶっ飛んでましたが、府中も負けていません。実験的な作品が多いだけに、アーティストトークなどにも極力参加したいところです。ナンコレ度★


府中市美術館「絵画の現在」

会期:2018年1月13日(土曜日)から2月25日(日曜日)まで

休館日:2月12日をのぞく月曜日、2月13日(火曜日)

開館時間:午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)

観覧料:一般700円(560円)、高校生・大学生350円(280円)、小学生・中学生150円(120円)

注記:( )内は20名以上の団体料金。

 

コメントを残す