2019年4月18日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

建築図鑑111★親水性の建築「栃木県なかがわ水遊園」

栃木県大田原市の栃木県なかがわ水遊園に行ってきました。設計は古市徹雄都市建築研究所・佐藤総合計画。

 

日本人は大変水族館が好きで、内陸県を含めて、ほぼすべての県になんらかの水族館、もしくはそれに近い施設があります。ちなみに一切検索しても水族館に近いものが出てこなかったのは奈良県だけでした。

そういうわけで栃木県を代表する水族館がここなかがわ水遊園です。

水遊園という名前にあるように、単なる水族館ではなく、大きな運動公園の中核施設として水族館があるイメージです。
外観的特徴はなんといっても頭にのっけたピラミッド状のガラス屋根。
アクアマリンふくしまも似たような屋根ですが、あっちのほうがずっと大規模です。
水族館自体はおもしろ魚館というそうです。
その名の通り、変わった企画展が多いみたいです。
建物の向こうにそのまま抜けられる構成です。左側が企画展示室。
水族館としてはかなり小規模。
海の生き物も一部いますが、イルカもペンギンも海獣もおらず、そういう意味では非常に地味です。
展示は地元の生き物を扱ってますが、これまた地味。
ただ建物内からも湖が見えて、非常に親水性の高いなという印象は受けました。ある意味この湖が最大の展示物かも。
小規模ながらトンネル水槽もあります。
ガラス屋根内は熱帯植物園。なぜこうも日本人は熱帯が好きなのか?
熱帯植物園とトンネル水槽のコラボ。
水遊園のMVPその1。クワンウェル・ツノガエル
熱帯植物園の穴ぼこにそのまま鎮座してました。
フタも何もなかったので、どうやらカエルなのにジャンプできないらしい・・・
水遊園のMVPその2。カピバラ
那須動物園出身。名前は茶々丸
食事のたびに泳ぎに行くので、藻が生えて茶々丸なのに緑がかってます。
水族館のレストランはテキトーなことが多いですが、ここはピラルクー料理が出るそうです。さすがおもしろ魚館。
さてこの魚館は公園の施設らしく、屋上を展望台として活用しています。
屋上は公園のように緑化され解放されています。
またガラスドームを上から見ることも可能。
建築好きにはこれは嬉しい。
建物周囲を巡るデッキとスロープで、ここでも湖を実感できます。
水族館としては地味ですが、建築やランドスケープデザイン的には色々見るところはあります。★

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