2019年4月18日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

建築図鑑101★場所を取り込むデザイン「辰巳の森歩道橋」

江東区の辰巳の森歩道橋に行ってきました。

 

2018年のGallery A4の展覧会、「BRIDGE−大野美代子の人と人、街と町を繋ぐデザイン−

」でも紹介されていた橋です。

場所は地下鉄辰巳駅のすぐ上。そのため倉庫地帯ですが、アクセスは非常に良いです。

 

名前にある通り、道路を挟んで広がる辰巳の森海浜公園を結ぶための橋です。

 

しかしここに来ると目立つのは公園でも倉庫でもなく、縦横無尽に走る首都高のジャンクションです。

こんなガンガン車が走るところでゆっくり散歩できるのでしょうか?

実際地下鉄駅のすぐ上ということもあり、利用者の多くは近所の通勤者のようでした。

 

デザイナーの大野さんが「乗るしかないこのビックウェーブに」と思ったかは定かではありませんが、歩道橋も首都高に合わせて弯曲しています。

橋の裏側の色も首都高とおそろいです。

夜のほうが断然写真写りは面白いです。

歩道橋の色がライトアップによって非常に映えます。

これは実用上、利用者の目につきやすいようにとの配慮もあると考えられます。

橋桁の有機的なカーブも大野さんらしいデザインです。

大野さんの作品の中ではそれほど派手なデザインのないものですが、場所柄これぞ東京!というスポットではあります。★

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