• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★10年間の闘いの軌跡 mograg 10th Anniversary Exhibition “てん”

mograg gallery(御徒町)のmograg 10th Anniversary Exhibition “てん”【前期:2018年3月30日(金) – 4月8日(日)後期:2018年4月13日(金) – 22日(日)】を見てきました。

建物は元たばこ屋だったらしく、その作りがギャラリーに生かされています。内部もアーティストグッズが多数販売されてました。

 

オープンから10周年を記念して過去の個展作家52組の作品を前期、後期に分けて展示しています。

須永健太郎「幻獣象麟」

ギャラリーの入り口に鎮座するのが須永さんの巨大オブジェ。右下のポンプで空気を入れると楽器のごとく音を奏でます。ポンプ上のツマミで音を変化させられます。

各作品は10周年の「てん」をテーマに出品されており、「てん」の解釈は自由とのこと。この作品は「象麟」シリーズの10作目だそうです。

 

野々上聡人 「10人氏族」

やんこま

塙将良 「ten ten」

藤城嘘 「天上天下ハイウェイ」

怪獣芸術家ピコピコ「10面ポーポー」

他の作家さんも絵画、立体、映像問わず濃密な作品が多く出品されていました。ほとんどの作品が10万円以下なのもポイント。

 

野村康生「モアレ宇宙予想」

サブカル、アングラよりな作品が多いのですが、ハイアートっぽいのも。ここから出世していった作家さんも多く、ギャラリーの役割を改めて感じさせます。

 

なかなかパワーのある展示ですし、地下鉄出口のすぐ脇と立地もいいので、一度行ってもらいたいギャラリーです。★

 

 

 

 

 

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