建物は元たばこ屋だったらしく、その作りがギャラリーに生かされています。内部もアーティストグッズが多数販売されてました。
オープンから10周年を記念して過去の個展作家52組の作品を前期、後期に分けて展示しています。
ギャラリーの入り口に鎮座するのが須永さんの巨大オブジェ。右下のポンプで空気を入れると楽器のごとく音を奏でます。ポンプ上のツマミで音を変化させられます。
各作品は10周年の「てん」をテーマに出品されており、「てん」の解釈は自由とのこと。この作品は「象麟」シリーズの10作目だそうです。
他の作家さんも絵画、立体、映像問わず濃密な作品が多く出品されていました。ほとんどの作品が10万円以下なのもポイント。
サブカル、アングラよりな作品が多いのですが、ハイアートっぽいのも。ここから出世していった作家さんも多く、ギャラリーの役割を改めて感じさせます。
なかなかパワーのある展示ですし、地下鉄出口のすぐ脇と立地もいいので、一度行ってもらいたいギャラリーです。★