2018年12月14日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★★★これぞニッポンのアートフェア!!「3331 ART FAIR」

3331Arts Chiyoda(千代田区)の「3331 ART FAIR」【2018.3/7-3/11】を見てきました。

同じ時期に東京国際フォーラムのアートフェア東京2018、汐留のパークホテル東京2018をやっているので、場所の離れた3331まで手が回らなかった人も多いのではないでしょうか?しかし3331を見ずしてアートフェアを語るなかれ!上品な丸の内や汐留ではできない無法図な作品の数々が見れます。

Side core「stang”zine swap meet camp”」

1階のメイン会場で目につくのはなんといっても中央の屋台?のような作品。各地のアーティストの個人出版の画集を収集、出版、販売しています。屋台は宮城県石巻の廃材を用いているとのこと。

太田遼「スウィート・スウィートホーム」

ぬるぬる動く玄関。実物が販売されていないのが残念?

高橋喜代史「ドーン」

体育館エリアは北海道からの刺客、CAI現代芸術研究所が圧倒的存在感を見せます。わざわざ地方から出てくるだけあって、力の入れようが違います。

タムラサトル「スピンクロコダイル」
タムラサトル「2キロディア(シカ;deer)」

教室コーナーも濃い作品が目白押しです。回るワニ、2kgの鹿、粉砕されるプラモデルなど、全く脈絡のなさが素敵です。

 

しかしこのフェアのクライマックスは屋上でしょう。

伊藤純代「between the world and the other world」

空にはカラスの大群、

井田大介「untitled」
井田大介「untitled」

ゴールポストに囚われたマック将軍と、生首のマック将軍。

山内祥太「according to the envionment flying bread」

巨大な食パンのタペストリーに・・・


山内祥太「もっと遠くへ行きたい」

恐ろしくクオリティの低い動画。

山内祥太「無題(steve olesがこちらを見ている!)」

このカオス感、何でもあり感、すべてを吸い込むブラックホール空間こそニッポン、東京だと思います。アート界でも日本はガラパゴス化が進んでいるみたいで、このまま彼らには突き進んでほしいです。★★★

 

コメント一覧

★既視感のある光景 アートフェア東京2018 – 博司のナンコレ美術体験2018年3月16日 6:07 AM / 返信

[…] 多様な表現があって海外のファン向けのアピールは十分かと。ただ普段画廊を回っている身としてはやや不満も残ります。面白さで言えば同時期の「3331 ART FAIR」の方が上です。★ […]

★★伝え方の多様性「ここから2」 – 博司のナンコレ美術体験2018年3月20日 7:47 AM / 返信

[…] 3331にも出品している多夢多夢舎はかなり大規模なグッズ販売を展開。国立新美術館のこの手の無料展示は充実してることが多いですが、今回も色々勉強になりました。★★ […]

コメントを残す