スパイラル(青山)の「CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展」【2018年12月7日(金)~16日(日)】に行ってきました。
腕時計のメーカー、シチズン時計株式会社の100年記念展示です。
会場構成は同時期に展覧会をやっている田根剛氏です。
始めに展開されるインスタレーションは色々な一秒を展示するというもの。
最大の目玉は腕時計の基盤を大量に天井から吊るしたインスタレーションです。
音も加わって幻想的な空間です。
浮かんでいる基盤自体もらせんを描いています。
後半の展示では時間に並々ならぬ関心を抱いていた脚本家・寺山修司氏の文章を絵画化したり・・・
歴代のシチズンの腕時計を紹介するコーナーも。
ラジオ付きの腕時計や・・・
子どもが時間を理解しやすいよう工夫された腕時計も。
子ども用でもデザインは流石です。
懐かしのデジアナ。まあこの頃はまだ生まれていないわけですが・・・
単に腕時計を展示するだけでなく、時間そのものに思いを馳せる展示になっていたのが面白かったです。★
もっとも会場がでかい割にはセイコーの展示の方が空間をうまく生かしていたような・・・
この辺りメーカーの個性や設計思想が現れている要で面白いです。
思索の痕跡を公開する★「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research」 – 博司のナンコレ美術体験2018年12月16日 5:01 PM /
[…] 演劇の演出を担当したものです。展覧会のデザインなども多く手掛けており、これらも建築家の考えを知る上で大いに役立ちます。 […]