国際交流基金アジアセンター主催のメディアアートの展覧会です。会場は2か所に分かれています。
Kawita Vatanajyankur「SERIES:TOOL/Work」
ラフォーレミュージアムの入り口にあるのはタイ人作家の作品。女性と、家事や労働をテーマにした作品とのことで、作者自身が出演してます。
ポップな色使いながら結構過酷なパフォーマンスで、ユーモアを交えながらも女性の置かれた立場の厳しさを訴えています。
ラフォーレミュージアムのほうは何といっても平川さんの展示がメインです。会場の高さギリギリの巨大スクリーンに植物、岩山、海岸、天文台などの写真が大写しになり、写真のピクセルが3次元の全方向に向かって激しく離散集合を繰り返します。
音は暴風雨のような大音響に混じって鳥の鳴き声なども聞こえます。何気ない風景が轟音を立てて崩れていく様は当然のものと受け入れてきた事物もふとしたきっかけで崩壊することを告げているように感じます。
Philippe Gordiani、illaume Marmin「TIMEE」
展示数は多くないですが、じっくり見るに値する作品が多いので、入場料払う価値も十分あると思います。
MeCA|Media Culture in Asia: A Transnational Platform(通称:ミーカ)
会期:2018年2月9日(金)~ 2月18日(日)[10 日間]
会場:表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、Red Bull Studios Tokyo、WWW、WWW X、ほか
やりっぱなしの展覧会「科学と美術」 – 博司のナンコレ美術体験2018年3月13日 8:33 AM /
[…] ただ音もなく画質も荒いので、依然の作品のような迫力はなかったです。 […]