東京都多摩市の多摩ニュータウン永山・諏訪団地に行ってきました。
ここは昭和46年入居開始の多摩ニュータウン最古の地区です。
同じ多摩でもアウトレットモールで有名な南大沢は平成4年、コーチャン・フォーがある若葉台は平成11年入居開始と、街の設計思想も大きく異なっています。
しかし永山、諏訪は初期のニュータウンの思想が最も忠実に実現されており、歩車分離も徹底されています。
そういう意味では最もニュータウンっぽい町並みです。
永山・諏訪団地にアクセスするには徒歩の場合、駅前のショッピングセンターであるグリナード永山、さらに図書館などが入居するベルブ永山を通っていきます。
激しい高低差をSCと公共施設でクリアするというアイデアは多くのニュータウンで実現されていますが、ここは2つの施設で2階建てになっています。
同じ仕組みは隣駅の多摩センターのパルテノン多摩でもあります。
ベルブ永山の上が陸橋、そのまま永山北公園になっています。
流れるような団地までのアクセスがまさにニュータウン!という感じです。
公園のすぐ南から永山団地がありますが、この辺りは駅直近のため特に人気物件です。
高低差が激しいのでビュースポットが非常に多いです。
手前は建て替え中のようで更地でした。
住棟自体はザ・団地という外観です。
手前の芝生が広いのも古き良き時代を思わせます。
山の尾根までまだまだ団地が続いているのが見えます。
隣の団地の妻側に出窓がある棟は部屋を増築した証です。
駅前に見せは充実していますが、駅から遠い住民のために公園、保育園、商店街が各所にまとまってあるのも嬉しいところです。
隣接する諏訪団地は微妙な高低差を生かした団地の高さのズレが永山より強調されていて面白いです。
カラーリングもあまり見ないものですが、好感が持てます。
建て替えの更地が多く、竣工当時を撮影したウルトラマンの風景を思い出します。★★★
理想の団地を求めて – 博司のナンコレ美術体験2023年1月1日 6:19 PM /
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