ボルボ スタジオ 青山の「ビークル小唄」【2018年9月7日〜15日】を見てきました。
自動車メーカーボルボのショールームの一角での展示です。
宇治野宗輝氏は楽器や自動車を使った巨大な楽器(?)作品で有名です。
近年はドキュメンタリータッチの動画と組み合わせた作品も多いです。
今年では山本現代の個展や六本木アートナイトに作品を出品していました。
今回の作品も箪笥を改造したスピーカーと、ギター、ワイパー、車輪を組み合わせたロボットというお馴染みの素材を使った作品になります。
今回の作品は裏側にも回れます。特に何かあるわけではないですが・・・
そしてこの作品の上の巨大モニターではこの作品の制作過程を辿りながら・・・
人類の機械文明を辿るというドキュメンタリータッチの動画作品が見れます。
最終的には楽器が哀愁漂う歌を披露するというオチです。昨今のボーカロイドというより、クラフトワークの変声器を思わせるメカニックなボイスが素敵です。
ちゃんと車に関する作品にも関わらず、ボルボの作風とは全然合ってないような・・・
これを青山のショールームで大々的に発表する辺り、ボルボの度量を感じました。★