• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★本屋さんでアーカイブ展 蓮沼執太“SF(screeningsand flyers)|上映会とこれまでのちらし”

NADiff Gallery(恵比寿)の蓮沼執太“SF(screeningsand flyers)|上映会とこれまでのちらし” 【2018.05.2[水]—2018.06.3[日]】を見てきました。

 

資生堂ギャラリーでも同時展示している蓮沼さんの展覧会で、タイトル通りこれまでの展示やパフォーマンスを記録映像とフライヤーで振り返るものです。

 

吉増剛造さんの展示でもそうでしたが、今回も地階だけでなく1階ショップ空間も展示にフル活用しています。

色んな所にフライヤーが貼ってあるのですが、かなり高い位置にあったり、本棚の天板に貼ってたりしてちょっとした宝探し気分です。

音楽からとんでみる2 (2009)

ただのチラシですがインパクトの強いものが多いです。

デザイン的に面白いのがこちらと、

こちらです。色と形の組み合わせのみで構成されてるのがオシャレです。

スパイララルガーデンでの蓮沼執太サウンドパフォーマンス (2016)

地下の展示室では蓮沼さんのパフォーマンスの映像が主に見れます。

草月ホール「蓮沼執太フィル」(2018)

中でも面白かったのがこちら。

コンサートホールで楽器も配置されてますが、演奏者は思い思いの行動を取って全く演奏が始まりません。ロープやトイレットペーパーで遊ぶ(?)人や

Zガンダムのガンプラを作る人・・・

ミシンで縫物をする人・・・

果てはターンテーブルで寿司を回して遊ぶ人まで(笑)

面白いのですが、これをお金を払ってもまでコンサートホールに見に行くかというと・・・コンサートホールで見る演劇と思えばいいのかもしれませんが・・・

映像だけなので資生堂ギャラリーほどのインパクトはありませんが、両方見るとより理解は深まるかと思います。★

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