NADiff Gallery(恵比寿)の蓮沼執太“SF(screeningsand flyers)|上映会とこれまでのちらし” 【2018.05.2[水]—2018.06.3[日]】を見てきました。
資生堂ギャラリーでも同時展示している蓮沼さんの展覧会で、タイトル通りこれまでの展示やパフォーマンスを記録映像とフライヤーで振り返るものです。
吉増剛造さんの展示でもそうでしたが、今回も地階だけでなく1階ショップ空間も展示にフル活用しています。
色んな所にフライヤーが貼ってあるのですが、かなり高い位置にあったり、本棚の天板に貼ってたりしてちょっとした宝探し気分です。
ただのチラシですがインパクトの強いものが多いです。
デザイン的に面白いのがこちらと、
こちらです。色と形の組み合わせのみで構成されてるのがオシャレです。
地下の展示室では蓮沼さんのパフォーマンスの映像が主に見れます。
中でも面白かったのがこちら。
コンサートホールで楽器も配置されてますが、演奏者は思い思いの行動を取って全く演奏が始まりません。ロープやトイレットペーパーで遊ぶ(?)人や
Zガンダムのガンプラを作る人・・・
ミシンで縫物をする人・・・
果てはターンテーブルで寿司を回して遊ぶ人まで(笑)
面白いのですが、これをお金を払ってもまでコンサートホールに見に行くかというと・・・コンサートホールで見る演劇と思えばいいのかもしれませんが・・・
映像だけなので資生堂ギャラリーほどのインパクトはありませんが、両方見るとより理解は深まるかと思います。★